インターナショナルチーム

KIZUNA international team 絆国際チーム
高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム
代表 田中 恵美子
『高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム』は,世界中からよさこいを愛する踊り子たちが集まった国際チームです!
高知県知事から任命された“よさこいアンバサダー”である田中恵美子のもと,世界各国でのよさこい振興と国際交流を目的に活動しています。
各国のよさこいアンバサダー(世界によさこいを広めるために高知県に任命されたチーム及び個人)を中心に,よさこいを愛する仲間たちが世界から集い,高知のよさこい祭りを中心に,日本全国,世界中のお祭りやイベントに参加しています。
よさこい発祥の地である高知を世界に広める活動も行っており,高知の文化であるフラフを衣裳の一部に取り入れたり,合宿を行っている高知県吾川郡いの町との交流を積極的に行っています。
音楽は,高知にゆかりがあるバンド『フラチナリズム』が制作しており,よさこい祭り中に音楽を流す地方車は高知県南国市の大工さんに”組み上げに釘を一切使わず柱などをつなぐ”という昔ながらの技法を使って制作していただいています。
2018年の設立以来,参加国は世界21カ国・地域に渡り,主に北米,欧州,アジア,オセアニアから集まった100名の踊り子と活動しています。
そして,よさこいを一緒に踊ることで言語や文化の違いを超えた「絆」を築き,日本での体験を
各国に持ち帰り,よさこい・高知・日本の良さを世界中に広める活動をしています。
International Yosakoi Exchange Team
国際よさこい交流隊
代表 山中 千枝子

2002年,資金難から,「高知クラブ」(高知県主催の高知県在住外国人のクラブ)のよさこいチームの解散が決まりました。その時,3人の外国人留学生から「自分たちが高知に帰ってきたときに踊れるよさこいチームがほしい」との言葉を聞き,自分がリーダーとなって,「外国人が自由に参加できて,楽しく踊れるチーム」を再結成しようと決意しました。それが「よさこい国際交流隊」です。
収入は踊り子の参加料だけです。なので,経費削減のために,衣装のデザインも踊りの振り付けも,法被の縫製も地方車の音響や化粧100%手作りです。問題はスタッフでした。
幸い,「高知クラブ」よさこいチームの約半数のスタッフが,「一緒にやろう」と新チームに参加してくれました。
「よさこい国際交流隊」は,入賞を狙うチームではなく,みんなでお祭りを楽しむチームです。「みんなで作り上げるチーム」なので,
みんなの「和」とチームの「輪」を大切にしています。踊り子も写真係も,給水係も衣装係もみんな平等です。私たちのチームには「裏方」という言葉がありません。外国人主体のチームですが,子供や障害のある方を含め,誰でも参加できるチームです。
スタッフは,自閉症やダウン症,聴覚障害のある子どもたちにも,自然と気を配ることができます。なので,練習の時から国際交流や異文化交流を体験しながらインクルーシブな環境を形成しています。
「よさこい国際交流隊」では,みんなが主役で,みんながサポーターです。そして,お互いに笑顔を返してくれます。約20年間,リーダーを務めてきましたが,後継者も育成しています。
でも,みんなからは,「動けなくなっても,車いすに乗って,地方車の上からチームを指揮してください」と,激励の言葉をいただいています。(笑)