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Local Youth

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山本 妟美

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吉葉 日咲

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田中 伶奈

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写真2023.JICA課題別(へき地)研修.DSCN9751 (002).JPG

2024年7月、アメリカから高知に一時帰国していた私は、JICA日系研修に通訳として参加し、2024年8月3日、ブラジルとコロンビアのJICA日系研修員と4人のローカルユースと3台の車に分乗して高知県の中東部にある絵金蔵と鯉の養殖場を参観した。

「鯉の大きさは、養殖する水槽の大きさと育て方によって決まる」「将来、若者が帰郷して鯉の養殖ビジネスで生計を立てられることを願って鯉の養殖を始めた」という説明にみんな感心したり、感動したりしていた。

絵金蔵(えきんぐら)では、解説員の説明を聞いて日本の妖怪というイメージを膨らませながら、解説文やショートビデオに興味津々の様子だった。

研修員にも私たちにも、忘れられない地域理解研修を兼ねた1dayドライブとなった。

2024年11月23日、ローカルユースとしてカンボジア教育行政のJICA研修員を引率し、高知城歴史博物館、高知城、ひろめ市場、はりまや橋、高知よさこい情報交流館を案内した。私はジェンダーをトピックとした高知大学教育学部での研修にも参加したが、彼らのリーダーシップ力とまとめる能力の高さに驚いた。彼らのキャラクターは、熱心で真面目でフレンドリー。海外留学の経験がある人も多く、英語が話せる人も半数位いた。

研修管理員として通訳もしてくれたカンボジアのカイ弁護士は日本語のダジャレもうまかった。「面白い言葉遊びを通じて継続させることが大切」だと外国語学習の秘訣も教えてもらった。私がサミー(寒い)と連発していると、「クメール語ではウルギエナというよ」と教えてくれた。

2週間後の12月8日、SSEAYP(Ship for Southeast Asian and Japanese Youth Program) 参加のカンボジア青年を引率して高知市内を案内した。早速「ウルギエナ」という単語を使う機会を得て、外国語の楽しさを実感した。今年2月に参加した8日間のSWYプログラムをはじめ今回の二つのプログラムを通じて、高知でローカルユースとして国際交流を楽しめる幸せをかみしめている。

2023年12月5日、JICA課題別研修「子どもの学びを保障する」僻地教育の振興-SDGsの達成に向けて

に参加の研修員との1dayセミナーに参加し、私はフィリピンとキリバスの研修員と同じチームに入り、「生徒の問題行動にどのように向き合えばよいのか」というテーマでディスカッションを行った。

グループでは「学校のリーダーである校長と現場を担う教職員は良好な人間関係と信頼関係を築いた上で情報共有を行い、児童や生徒や保護者に対応する必要がある」「児童心理学の分野等の専門家を交えたチームを編成するなど、新しい教育システムを構築する必要がある」等といった意見が出され、将来教員を目指している私にとっても有意義な時間だった。

教育現場である学校は、多くの人の協力がなければ良好な成果を上げることができない。そのためにも役職にとらわれず、小さなことでも顔を突き合わせてコミュニケーションをとることが一番大切だなと思った。

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