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Image by Karl-Heinz Müller

Nature 

工石山

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高知市街から県道16号を土佐山方面へ約24km北上すると,1968年に林野庁から自然休養林第一号に指定された「工石山」(標高1176m)があります。工石山の魅力は,初心者でも簡単に登山することができる上,本格的な山岳風景が堪能できることです。
一般の登山者は,「青少年の家」の駐車場に車を停めて標高差330mの頂上を目指します。登山ルートは2つあります。眺望が良い北回りコースは,75分かけて2800mの登山道を上ります。豊かな自然を体感できる南回りコースは,2時間かけて3700mの登山道を上ります。

私がお勧めするルートは,北回りコースで上って,南回りコースで下るルートです。

「工石山」は、子供からシニアまで楽しくハイキングできる高知市街地に最も近い市民の奥山です。

仁淀ブルー

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「仁淀ブルー」とは,仁淀川のきれいさを表現したキャッチコピーのようなものです。高知県のほぼ中心を流れる仁淀川は,国土交通省が発表する「水質が最も良好な河川」に過去10年で8回も選ばれました。

仁淀川は,急峻な地形で流れが速く,不純物がとどまりにくいうえ,比較的水温が低いので藻が繁殖しにくいため,透明度の高い川を維持していると考えられています。

太陽の光や空の色が入り混じることにより,仁淀川は,

季節や場所によってさまざまな「仁淀ブルー」色に変わります。

仁淀川流域には,「にこ淵」や「安居・中津渓谷」に

代表される“仁淀ブルー”を体感できる渓谷やスポットがいくつもあり,多くの人を惹きつけています。

四国カルスト

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高知県と愛媛県のまたがる四国カルストは,「日本三大

カルスト」の一つとして人気があります。特に,標高1000m〜1500mのカルスト台地を東西に横断する県道383号線は,360度のパノラマ風景が楽しめる「天空の道」(東西25km)と呼ばれ,四国を代表するドライブ・ツーリングコースです。また,夜の四国カルストは肉眼

でも天の川がはっきりと見えることから「星空観察」のスポットとしてもお勧めです。
近年,四国カルストの東にある天狗高原で唯一宿泊ができる「天狗荘」の改修工事が行われ,2021年7月に「星ふるヴィレッジTENGU」としてリニューアルオープンしました。

入り口は高知県側にあるのですが,建物の屋内と駐車場には高知県と愛媛県の境界線が引かれていて,「自分は高知県の宿泊者なのか、愛媛県の旅行者なのか」不思議な体験をすることができます。

​栢島

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「日本で一番海水の透明度の高い海は?」と聞かれれば,日本人なら必ず「沖縄の海」と答えるでしょう。特に,

沖縄の離島の海水の透明度は世界のトップクラスです。勿論,東京や鹿児島の離島の海も沖縄の海と同じくらい

綺麗なのですが…。

実は,そんな沖縄の海に負けないくらい綺麗な海が高知県の西端にもあります。「柏島」という島で,海水の透明度は最大40mで,平均でも20mあります。栢島のもう一つの人気の理由が,魚の種類が多いことです。栢島には,日本に生息する3500種類の魚の内,1000種類の魚がいるのです。この二つの理由で,栢島は日本でも有数のダイビングスポットになっています。

暑い夏,あなたも「船が宙に浮いて見える」柏島で海水浴を楽しんでみませんか?

足摺岬

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足摺岬は,足摺宇和海国立公園に指定されている高知県最南端の景勝地です。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では,「足摺岬」と「足摺岬からの眺望」がそろって二つ星★★と評価されています。

また,2021年9月25日には,足摺岬を含む「土佐清水ジオパーク」構想が日本で44か所目となる日本ジオパークに認定されました。
毎年,2月には足摺岬に咲くヤブツバキが見ごろを迎え,延長2,000mにもおよぶ遊歩道は椿が覆い茂り,まるで椿のトンネルをくぐっているかの様で,木漏れ日や優しい風を感じながら,まったりとした時間を過ごせます。
また,岬には視界270度の展望台が2ヵ所あり,彼方に望む水平線がアーチ状に見え,地球が丸いことを実感できるパワースポットとなっています。

室戸ジオパーク

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2011年9月18日,室戸ユネスコ世界ジオパークが高知県で初めて世界ジオパークネットワークへの加盟が認定されました。ジオパークは,自然と歴史と生活文化と食文化に触れ,自然と自分との関りを知る場所です。

室戸ユネスコ世界ジオパークでは,「海中から盛り上がり続ける半島で住民がどのように賢く暮らしてきたのか」をテーマにしています。見飽きた海岸に点在する

大きな岩石や樹木も,2011年9月18日以降,世界的な観光資源だけでなく教育研修資源に変わりました。

今では,ユネスコ世界ジオパークのデザインが印刷されたパンフレットを見ながら室戸岬を歩くと,目に入る岩石も樹木も野菜も海魚も住民も素晴らしく価値あるものに見えるのです。

白浜ビーチ

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高知県は太平洋に面していることから,いたるところに海水浴場があります。中でも高知県最東端にある東洋町には,白浜海水浴場という四国屈指の遠浅の美しい砂浜海岸があります。

海水は透明で,なんと岸から沖合約50メートルまで深さ50㎝ほどの浅瀬が続きます。

夏(7月と8月)には,海の家(露店舗)が設置され,多くの海水浴客で賑わいます。また,白浜海岸の一角には「白浜キャンプ場」があり,海のすぐそばでキャンプも楽しむこともできます。

白浜海水浴場は,波の音と風が心地よい砂浜海岸なので,夏以外のシーズンも穏やかでゆっくりとした時間を過ごすことができます。

室戸阿南海岸国定公園の海岸美が続く室戸岬から東洋町白浜までの海岸道路は,私の最もお気に入りのドライブコースとなっています。

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